こんな悩みありませんか?
- スマホホルダーは付けたいけど、バイクだし落ちたらどうしよう
- どのスマホホルダーを選んだらいいのかわからない
- 本記事では、デイトナ/RAMマウント/クワッドロックの3方式を中心に、**高速・雨天で“外れない&止まらない”**を軸に比較します。
- 3種全て使用してきた私の失敗談や運用のコツも交えながら、用途別に最適解が選べるよう丁寧に解説します。

カセビー
私自身、高速道路走行中にスマホホルダーからスマホが外れて落下しかけたことがあり、その際、固定力の大切さを身をもって理解しました。
まず結論:用途別のおすすめ早見(私見)
- 脱着の速さと一体感重視 → クワッドロック(専用台座でカチッと固定)。
- 自由度・拡張性・強固な固定 → RAMマウント(ボール&アームで角度自在)。
- 入手性・コスパの良さ → デイトナ(クランプ式で導入しやすい)。
- 雨優先 → 防水ケース一体型 or 専用レインカバー運用。
- カメラ保護 → 各社の振動吸収アダプタを併用(iPhoneは特に推奨)。

カセビー
私自身、クワッドロックを使用していますし、おすすめです。
RAMマウントのアームを使用できるジョイントもあるので実質、同様の自由度と拡張性があります。
方式の違いを理解する(クランプ式/専用台座式)
クランプ式(例:デイトナ、RAM X-Grip)
- 長所:ケース不要で端末を選ばない、汎用性が高い。
- 短所:角で押さえる分、締め込みと位置決めの作法が必要。雨で滑ると再調整が必要なことも。
専用台座式(例:クワッドロック)
- 長所:ロック機構が明快で脱着が速い。薄型で干渉が少ない。
- 短所:専用ケースorアダプタが必要。端末入替時に追加コスト。
デイトナ(DAYTONA)を選ぶ理由・避ける理由
メリット
- 国内入手性・価格・取付解説が豊富で初導入しやすい。
- クランプ圧と滑り止めパッドで十分な固定力。
- ミラー基台やクランプ等、ステーの選択肢が多い。
デメリット
- クランプ式ゆえ、雨天での滑りや微ズレが起きやすい個体差。
- 脱着は慣れるまでやや手数がかかる。

カセビー
濡れて滑るよりもクランプ機構の汚れや劣化からクランプ力が弱くなり、高速道路走行中に落下しそうになった経験があります。
おすすめ構成・運用
- クランプ機構と滑り止めパッドの清掃を習慣化、ネジは緩み止め剤で固定。
- 雨天はレインカバー or 防水ポーチ併用でタッチ暴発を回避。
- 必要なら振動吸収アダプタを追加。
- デイトナも専用台座方式の製品が開発されているので検討するのもありです。

カセビー
クワッドロックと比較して、安価なのも魅力です。
RAMマウント(RAM Mounts)を選ぶ理由・避ける理由
メリット
- ボール&アーム構造で位置・角度の自由度が抜群。
- 金属パーツ中心で高剛性、強い固定力が出しやすい。
- カメラ・アクションカムなど拡張が容易。
デメリット
- パーツ数が多く、最適構成を組む知識が少し必要。
- 露出ボールは雨後に**軽いメンテ(拭き取り)**が必要。
- 固定力が高い分脱着性が悪い。
おすすめ構成・運用
- X-Grip使用時はゴムバンド併用で保持力アップ。
- アーム長は短めから。長すぎると振れと共振が出やすい。
- iPhoneは振動吸収を追加し、カメラ保護を優先。
クワッドロック(Quad Lock)を選ぶ理由・避ける理由
メリット
- カチッと一動作で脱着。薄型でメーター干渉が少ない。
- 専用エコシステム(防水カバー・ワイヤレス充電台座など)が揃う。

カセビー
取り外しが良いなため、写真を取るのが好きな方はすぐ写真が取れて便利です。
デメリット
- 専用ケース必須(端末変更時の追加コスト)。
→クリアのスマホケースにシールを入れたい人には、向いていません。 - 無線充電台座は発熱と雨天の取り回しに工夫が必要。
おすすめ構成・運用
- 高速主体ならロック確認を二度タップする運用。
- OIS保護のため振動ダンパーの併用を推奨。
- RAMマウントのアームを転用できるので乗り換えなら、クワッドロックがおすすめです。
雨天運用のポイント(外れない&止まらない)
防水と結露
- 防水ケースやレインカバー使用時は通気スリットの有無を確認。
- 走行前に一度だけ内面を乾拭き、休憩で短時間の換気を行います。
タッチ暴発・Face ID
- 手動ロック画面+サイドボタン操作を基本に。
- 手袋対応タッチは感度の個体差があるため事前テストが安心です。
高速道路で外れないための取り付けコツ
マウント位置と固定
- ハンドル中心寄り・低めに配置すると風の影響が減ります。
- ネジは規定トルク目安で締結し、緩み止め剤+スプリングワッシャでダブル対策。
ケーブル取り回し
- 雨天の有線充電は**“ドリップループ”**を作り、差込口より下を最下点に。
- 未使用時は端子キャップを閉めます。

カセビー
そもそも雨天時には充電しないことをおすすめします。
充電と発熱(無線・有線の使い分け)
- 無線充電は発熱しやすく雨で冷えにくい→夏場の連続は避ける/予備の防水モバイルバッテリーを併用。
- 有線はコネクタ部の防水とケーブルの緩みを常時チェック。
機種別の注意(カメラ保護ほか)
- OIS搭載スマホ(特にiPhone)は高周波振動で故障リスク。必ず振動吸収モジュールを併用します。
- 超広角レンズは泥はねに弱いのでレンズ拭きを携帯。
よくある質問(FAQ)
Q. クランプ式と専用台座式、どちらが外れにくいですか?
A. 取付精度と運用次第です。専用台座式は脱着が安定、クランプ式は初期調整と締付け管理が鍵です。
Q. 雨の日はどの方式が安心ですか?
A. 防水ケース一体型や専用レインカバーの有無で差が出ます。方式より**運用(結露・操作)**が重要です。
まとめ
- 高速&雨天で大切なのは、固定力・結露対策・振動対策・視認性の4点でした。
- 迷ったら——
- 手早さ重視:クワッドロック+振動ダンパー+レインカバー
- 拡張・剛性重視:RAM(短めアーム)+ゴムバンド+防水ポーチ
- コスパ重視:デイトナ(定期的な締結点検)+簡易レインカバー
- 出発前にロック確認/ネジ点検/ケーブルのドリップループをルーチン化しましょう。
▶ 関連:バイク初心者のレイングッズ選び完全ガイド
結局どれを買ったらいいの?
個人的には、クワッドロックです。
私自身、デイトナ→RAM→クワッドロックと使用してきて、クワッドロックの取り回しの良さと固定力に満足しています。
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