バイク初心者のレイングッズ選び完全ガイド

装備
こんな悩みありませんか?

「晴れ予報だったのに、山に入ったら土砂降り……。レインウェア持って来てないよ」となったことはありませんか?

特にソロツーリングでは、天気の急変に自分一人で対応しなければなりません。

本記事では、初心者の方がまず揃えるべきレイングッズと、失敗しない選び方を体験談を交えながら、わかりやすく解説します。

カセビー
カセビー

バイク歴9年の私が考える最低限の3点セットから視界・積載・電源の雨対策、シーン別のコツまで、これを読んで雨の日でも安心して走れるように対策していきましょう!


ソロツーリングにレイングッズが必要な理由

  • 安全性:視界悪化・路面スリップに落ち着いて対処するための装備が必要です。
  • 快適性:濡れと冷えは集中力を奪います。装備で体力消耗を抑えます。
カセビー
カセビー

視界が悪いとカーブや高速道路は特に怖いです。何度もヒヤッとしました。

濡れの体力消耗も馬鹿にできません。眠気も出てきてかなり危険です。

まずはこれだけ:最低限そろえる3点セット

レインウェア(上下)

  • 耐水圧・透湿性・シームテープの有無を確認します。
  • 走行風でバタつかないサイズ選びと、裾の絞り仕様がポイントです。

防水グローブ(またはレイングローブカバー)

  • 指先の冷え対策に有効です。操作性と防水のバランスを重視します。

ブーツカバー(または防水ライディングシューズ)

  • 靴の浸水は体力を大きく奪います。脱着しやすいタイプを選びます。

レインウェアの選び方とチェックポイント

目安スペックと素材

  • 目安:耐水圧10,000mm以上、透湿5,000g/㎡/24h以上を基準にすると安心です。
  • 生地は強度と軽さのバランスで選びます。

形状とディテール

  • フードの有無(走行時は収納できるタイプが安全です)。
  • 裾・袖口の二重フラップ、止水ファスナー、反射材の有無を確認します。
カセビー
カセビー

色は明るい色(黄色がベスト)のものが視認性が良く、事故防止に繋がります。

カセビー
カセビー

そう言ってもバイクは基本趣味の乗り物!好きなものを着ましょう!

サイズ感と着脱スピード

  • ジャケットの上から着ても突っ張らない余裕が必要です。試着できない場合は、1〜2サイズ大きなものを選びましょう。例)ジャケットが「L」ならレインウェアは「XLや3L」
    ※リュックやウエストポーチなどをレインウェア内に収めたい場合や冬装備でツーリングする可能性がある場合は、その点も考慮しましょう。
  • 収納袋のサイズ・積載場所も考えて選びます。

視界を守る:ヘルメット周りの雨対策

ピンロックや曇り止め

  • 雨天・低温時は曇り対策が効果的です。ピンロック対応なら必ず装着します。
  • ヘルメットのメーカーや型式によって異なるため、店舗での購入をおすすめします。
    (店舗(ナップスや2りんかん)であれば、取り付けもしてもらえて安心です。)
カセビー
カセビー

冒頭でも話した通り、視界不良は大変危険です。必ず対策をしましょう。

バイザーの撥水ケア

  • 撥水剤で雨粒を流し、ワイピング用にマイクロファイバーを携帯します。

濡らさない積載:バッグとパッキング術

防水バッグ/ドライバッグ

  • ロールトップ式は簡易かつ高防水です。容量は日帰り10〜20L、泊まりは30L目安です。

既存バッグの雨対策

  • シートバッグ付属のレインカバー+縫い目のシーム処理で浸水を抑えます。
  • 濡れると困る物は個別にジップロックで二重保護します。

電源・スマホの雨対策

防水ケース&マウント

  • タッチ操作・Face IDの可否、結露のしにくさを確認します。
カセビー
カセビー

最近のスマホは防水性のが高いので、私は防水ケースをしていませんでした。

取り回しも悪いので。。。

車体側USBとケーブル

  • 未使用時は防水キャップを閉め、接点復活剤と防水テープで浸水を防ぎます。
  • 持ち歩き用は防水仕様のモバイルバッテリーを用意します。

シーン別の装備とコツ

梅雨・夏のにわか雨

  • 透湿性重視。インナーは速乾素材にします。レイン装着前に一度体を拭くと快適です。

秋冬の冷雨・山間部

  • 防風インナー+ネックウォーマーを追加。グローブはインナー併用で指先を保温します。

長距離・高速道路

  • バタつき対策の面ファスナーやベルトがあるモデルを選び、前走車の水煙にも備えます。
カセビー
カセビー

雨が弱まるのを待つなど、落ち着いて無理をしないことも大切です。

初心者がやりがちな失敗と対策

  • 蒸れて結局びしょ濡れ:透湿性+換気スリット、インナーは綿より化繊を選びます。
  • 裾から浸水:パンツ裾をブーツカバーの外側に被せるようにします。
  • 手先のかじかみ:薄手インナー+防水グローブで操作性を確保します。
  • 準備が遅れて全身濡れる:雨雲が見えたら早めに停車して着用します。天気アプリの雨雲レーダーも確認すると、早めの対処が可能です。

出発前チェックリスト(コピペ可)

  • レイン上下・グローブ・ブーツカバーの収納位置は固定しましたか。
  • 予備のタオル・ビニール袋・替え靴下はありますか。
  • スマホの防水ケースと車体USBのキャップは機能していますか。
  • 反射材・ライトで被視認性を高めていますか。

よくある質問(FAQ)

Q. レインウェアは上下別とワンピース、どちらが良いですか?

A. ツーリングでは上下別が着脱しやすく、休憩時も便利です。

Q. 耐水圧と透湿のどちらを優先すべきですか?

A. 長時間走るなら両方のバランスが重要です。まずは目安値を満たすモデルを選びます。

Q. レインウェアはどこに積むのが良いですか?

A. すぐ出せるリュックの上面の外ポケットやシートバッグ・サイドバッグがおすすめです。


まとめ

雨対策は「レイン上下・手・足」を守る3点セットが土台です。そこに視界・積載・電源の対策を加えると、雨の日でも落ち着いて走れるようになります。まずは本記事のチェックリストで基本を固め、実際のツーリングで使い心地を確かめながら装備をアップデートしていきましょう。

コメント